次回はどこに座ろうかな^^

今、音訳と朗読の講習を受けています。
たまたま同じタイミングで講習会がスタートしただけで、この二つは全く別のものです。
同じ時期に受けるのは受講者として正しい姿勢なのかどうかわからなかったけれど、
同じタイミングで始まり終わるこの二つを、
全く別の場所で時を同じくして見つけてしまったことに、
ひょっとしたら何か意味があるのかもしれない。と思い、
木曜は音訳。土曜は朗読。に通い始めました。
昨日音訳の二回目の講習を受けてきました。
以前の私はなるべく後ろのほうの目立たない席に座る人だったけど、
今回の私は前へ前へ二回とも一番前の真ん中の席に座っています。
今のところ自分の心の声に従うとこうなっています。
一番前に座ることの収穫は、やはりあった!!と感じています。
  
私はこの講義をただの講義として聴くのはとても勿体ないと思いました。
音訳にはより正しい読みが求められます。
アクセント、音の高低、ピッチ、一語の中にも1フレーズの中にも一文の中にも常にこれらの正しさが要求されます。
講師の先生は音訳のベテランさんです。
このベテラン音訳家の話す言葉を自分の耳に叩き込みたい!!と、思ったのです。
出来る限り自分の感覚を聴覚に集中させようと思い、
視覚から補助が入らないように下を向いたり、目を閉じたりして聴いていました。
  
普通、講義を受けるときは先生をしっかり見て話だけでなく身振り手振りも含めて、
あらゆる感覚から講義を受け取ろうとしますよね。
先生の側から見ると下を向いたり、目を閉じたりしていたら、(しかも一番前の真ん中で…)
『やる気あるのかなぁ…』
と思われても仕方が無い。
どうやら私は先生のベテラン音訳家さんから、
『この人やる気あるのかなぁ…』
と思われてしまったような感触がします。
一番前の一番近い位置に居たからこそ解る、伝わってくる微妙な感触…
講義が終わってからすぐに先生に話しかけて誤解を解けばよかった。
でも私の行動力はそんな反射神経持ち合わせていません。
何とか次回の講義が始まる前に、誤解を解きたい。。
一番前に座ったおかげで先生の気持ちを受け取ることが出来て、
誤解を解くために自分の気持ちも伝えようと思っている自分がいます。
私にとっては大きな収穫。。。