たまちゃん、まもなくウチに来て一年。。

最近、ぐーちゃんとたまちゃんの仲がとても良好。
この一人と一匹、当初はとても相性が悪く、ぐーちゃんは、
「私この猫嫌い、元に戻してきて!」
なんて言っていた。
たまちゃんのどこが嫌いだったかというと、
人間に媚を売りまくるところ…
たまちゃんはちょっと運動神経の鈍い女の子で、
野良生活の栄養源は、構内にお仕事に来るおじさん達から調達していた。
愛嬌を振りまいて可愛がられてなんぼだったんだ。
おなかの中に赤ちゃんがいて、
生きていくのに必死だったたまちゃんは、
ウチに来てからも私たちに媚を売りまくった。
そんなたまちゃんの姿を、ぐーちゃんは痛々しくて見ていられなかったんだと思う。
正直私も、たまちゃんの姿を見るのが嫌だった。
ぐーちゃんとぴーちゃんは、
「ルナ君のがかわいい!たまちゃんは嫌い」
と言ってはばからなかった。
「ごはんと、寝る所はちゃんとあるし、赤ちゃんを産んで育てる場所もちゃんとあるよ」
「だから、猫のプライドをちゃんと思い出して。もう媚は売らなくていいの」
私はウチの空気にいまいち馴染んでいないたまちゃんに、
気が向いたらこんな風に語りかけた。
たまちゃんは時間をかけて、少しずつウチの空気に馴染んできた。
最近のたまちゃんはホントにホントに可愛らしい。。
もともと持ち合わせていた可愛らしさが、いい感じに出ている。
ぐーちゃんもすーちゃんもぴーちゃんも旦那様も、
「たまちゃん可愛くなったなぁ〜」
って言うようになった。
私はこういうことがとっても嬉しい。。