あっという間に時間が過ぎる。

音訳の実践をしてきた。録音ブースに入って実践するのは昨日で3回目。
初日に録音機器の説明を受けて、あとはただひたすら自分の声を録音していく作業。
が、楽しい(^-^)
以前は、骨から響いてくる自分で聞いている自分の声じゃなくて(これもあまり好きではなかった)
マイクを通した自分の声とか録音再生された自分の声が大嫌いだった。
しゃべり方とのあわせ技で、
『どこのバカがしゃべってんだい?』
っていうくらい頭が悪そうな声なんだ。
いやいや実際頭は悪いんだけど、しゃべると100倍頭が悪くなる気がする。
声とかしゃべり方って自分で制御できなくて、しゃべること自体が嫌いになったこともある。
この声も『変な人の内』と思って個性的な声としゃべり方ということで、肯定肯定。。
していたら、だんだん声としゃべり方に自分自身がすり寄っていくように、寄り添っていくようになった。
『100倍頭が悪くなる気がする』の自分のほうが本当の自分だったようだ。
  
えっーと音訳の話。
書いてあることを正確に読み上げるのって思っていたより難しい。
日本語なのにアクセントがわからん。
息の音が入る。
ない、と思っていた名古屋弁のイントネーションがやっぱりある。
なぜか助詞に力が入る。
  
自分が読んでいて気持ちいい読み方は、
聞き手にとってはとても聞き辛い。
自分のを聞いてみてよくわかった。
  
理想は自分の声が本と一体化してただの音になること。
人としてのエゴがある限り100%は無理なのかな…
  
無理と決め付けずに目指したい(^-^)
昨日はそんなことを考えながら読んでいた。