だから妄想だってば!!

私と母とはスゲェ〜仲悪かった。
母が何故だか私にだけ辛く当たるのが私にはずっと理解できずにいた。
私が結婚してからも8年くらいはずっとそのままの状態で時が過ぎた。
そんな母との関係に変化が現れたのはぴーちゃんが誕生してからだ。
ぴーちゃんは私達の関係を少しずつなおしてくれた。
特別何かをしてくれた訳ではないんだろうけど、
とにかく天真爛漫なぴーちゃんのおかげなんだろうな、
と私には思える。
  
母はあえて言わないけれど、ぴーちゃんのことが大好きのようだ。
天真爛漫なところがいいらしい。
8人いる孫のなかでぴーちゃんを特別扱いすることはないんだけど、
私には、特別なんだろうな、というのがわかってしまう。  
  
そんなわけで今はすっかり仲良し親子になっている母と私。
そしてここのところ、いろいろなことを考え、経験し、実感している私は、
母の私に対する今までのいろいろな思いや出来事について、
多分これが完成形なんだろうな、
と言うところまで、思い至ることが出来たような気がする。
  
母が、私達の前で、人の噂話をしない、悪口を言わない、仕事の愚痴を言わない、
でいてくれたことを、私は本当に本当に感謝している。
母はきっと私に辛く当たることと、それらのことを言わないということを天秤にかけて、
私に辛く当たることを選んだんだと思う。
  
とても我慢強い人で、私は母にはとても敵わないんだけど、
人間なので、全部は無理だったんだと思う。
一ヶ所だけ甘えられるところを見出し、
他の事は何とか我慢する、という母の選択は、
結果、私に大きな大きな実りを与えてくれた。
  
自分の子に辛く当たって、心から平気でいられる親なんていないと思う。
母はきっと私ならいつかこの思いに至ってくれるのではないかと、
私を選んだんじゃないかな…
だから私にだけだったんだと思う。
母の私に対する信頼と期待にようやくこたえることが出来た。
時間かかったけど、ここまで来ることが出来て、本当に嬉しい。
大きな大きな実りを母からもらった。
  
一人ではここまで来れなかった。
いくつも層を重ねた分厚い殻に閉じこもった私の心に、
働きかけてくれたたくさんの方々に感謝しています。
つくづく私は幸運だと思う。
  
  
これはなかなかでしょう(^^)/
師匠に、天使の羽で頭なでなでを要求する。